模擬ウイルス「EICAR」とは?


EICAR」とは、テスト用に作られた無害な模擬ウイルスファイルになります。

ウイルスとして認識される短いコードが記入されているだけのシンプルなファイルです。
当然ながらダウンロードしてもパソコンに害はありません

このようなテスト用ウイルスファイルの使い道として、セキュリティー対策ソフトの検出を確かめることができます。

以前と比べてネットサーフィンでウイルスに感染するリスクは減って来ています。
そのため、セキュリティー対策ソフトが正しく機能しているのか疑問に思う方も多いかもしれません。

そんなときにこの無害のテスト用ウイルスファイルで動作を確認してみましょう。

ダウンロード先

模擬ウイルスカスペルスキーラボから無料で提供されています。
使い方は、ZIPファイルをダウンロードして解凍するだけです。

テスト用ウイルス「EICAR」のダウンロード


テスト用ウイルスファイルでセキュリティー対策ソフトの機能チェック


ここではセキュリティー対策ソフトでお馴染みの「マカフィーリブセーフ」を使って、テスト用ウイルスファイルを起動してウイルスの検出テストを行います。

マカフィー・ストア


手順 詳細
カスペルスキーラボから「eicar.zip」をダウンロードする。 EICAR001
「eicar.zip」を解凍すると、バイナリファイルが生成されますが、セキュリティ対策ソフトが瞬時に反応して隔離・削除を行うはずです。

画像は「マカフィーリブセーフ」の検出画面の例です。
EICAR002
ご使用中のセキュリティー対策ソフトにウイルスとして検出されていないか確認して下さい。

画像は「マカフィーリブセーフ」の隔離画面の例です。

テストファイルを問題なくウイルスとして認識していることがわかりました。
EICAR003

今回、問題なく「EICAR」をウイルスファイルとして認識することに成功しました。

これでひとまずセキュリティー対策ソフトが機能していることがわかります。

セキュリテイー対策ソフトの起動・機能に疑問がある方は、テスト用ウイルスファイルで確認してみると良いでしょう。



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