個人のスマホ保有率は6割超え

総務省の調べによる、2019年の世帯における携帯端末の保有率は8割を超えました。
また、個人の携帯端末の保有率は67.6%を超えています。

誰もが手軽にインターネットへアクセスできるようになり、「ショッピングや調べ物、コミュニケーション」が手のひらで簡単に行えるようになりました。

一方でインターネットによるトラブルや事件は増え続けています。

インターネット上のトラブル


誰もがインターネットに繋がる時代。
その手軽さが仇となってトラブルや事件に巻き込まれるケースが多発しています。
どういったトラブルや事件なのか、大人と子供に起きやすいケースをご紹介します。

オークションや商品のトラブル


ネットショップでのトラブルは主に大人が被害に合っています。

ECサイトなどのショップサイトで購入した商品やオークションで落札した品物でのトラブルが増えています。「購入した商品が届かなかったり、返品・返金を受けて貰えなかったり」して泣き寝入りするケースも起きています。

特にオークションでは「落札した商品が別物だったり、商品を送ったが一向にお金が振り込まれなかったり」するなどのトラブルがあります。オークション運営する会社自体はこれらのトラブルに基本的に関与しない方針を示しており落札者と出品者同士で解決をしなければなりません。

解決策

これらのトラブルに巻き込まれないようにするにはある程度の知識リサーチを行わなければなりません。初めて利用するショップサイトや商品について「ネットで情報を集めたり、利用したことのある友人や家族に相談する、あまりに高額な商品には手を出さない」といったことが鍵になります。

もう一つは保険に加入することです。
最近のクレジットカードは、ネットショッピングでの商品のトラブルに対して一定の補償サービスを導入している会社があります。こういったサービスを事前に用意しておくといざという時に安心できます。

SNSが事件に発展するケース


SNSでの被害は主に知識が乏しい子供たちがターゲットに合っています。

近年、一番多い問題がSNSによるトラブルや事件です。
どういった事件かというと主に次のようなケースです。
  • SNSへの誹謗中傷
  • SNSを介しての出会い系
  • SNSによるリベンジポルノ
これらのケースの共通点として、子供たちの危機感の低さが原因になっています。
子供たちの知識不足を利用して言葉たくみに画像の催促誘い出しにより、知らず内に深みにはまってしまい気づけば事件に巻き込まれていることが多いです。
また最近では、安全のはずの学校で教員から性被害に巻き込まれるケースが急増しています。

解決策

このようなケースに巻き込まれないためには日頃からの啓発活動が必要になります。勉強と同じく忘れやすく安易な行動を取りやすくなります。また子供たちと毎日良く話して「困っている事や悩んでいること」を察知するのも親の勤めです。またネットを利用する際の深夜の使用は禁止するなどのルールを家族間で決めておくことも重要な対策になります。

有害サイトのトラブル回避策「子供のためのフィルタリング」


有害サイトの対策は全てを確認することは不可能になります。そのため、スマホアプリなどの機能を使って有害サイトをフィルタリングして
ブロックすることが望ましいです。
アプリの初期設定はかかるものの子供たちの精神衛生上よろしくないサイトを見せないためにもかなり効果があります。
このような
フィルタリングアプリは、セキュリティソフトの機能として付いているものや独自の「i-フィルター」などのフィルタリングアプリがあります。