MacBook、iMacを購入した方にやって欲しいセキュリティ対策です。
直ぐに出来る簡単な対策なのでぜひやって見てください。
しかしながら、Macといえばウイルスに感染しにくいと言われています。
そもそもなぜそう言われているのでしょうか。
Macのセキュリティが高い理由
以前からMacOSはWindowsに比べてウイルスに感染しにくいと言われて来ました。
その理由は、主に3つあります。
1つ目は、MacOSの中枢システムがブラックボックスになっているためアプリの開発者が参入しにくい状況だからです。これはハッカーも同じで構造の分からないシステム上で動かせるアプリは作りにくいのです。
2つ目は、ハッカーは悪意のある「ソフト・システム・サイト」を作成する際にシェアの低いOSよりもより多くのユーザーを持っているOSを狙う方がお金になるからです。
2020年12月のパソコンのシェアとして最も高いのは「Windows」で76.56%、「MacOS」は17.1%でした参考:statcounter.com。
3つ目は、Mac向けのアプリは基本的に「App Store」からしかダウンロード&インストールできないからです。App Storeは登録の際に審査がありますのでウイルスの入る隙はないという考え方です。
Macはウイルスに感染しやすくなった?
以前のMacOSではウイルスに感染することはごく稀でした。
しかし全く感染しない訳ではなく、ユーザーがインターネットに接続した際によく使うであろう「野良アプリに仕込まれたトロイの木馬」や「javaで作成されたフラッシュプレイヤーの脆弱性」を狙った攻撃です。
またウイルスとは少し違いますが、偽のサイトへ誘導して「ID・パスワード」を盗み取る個人情報の流出が多発しています。
これはセキュリティ対策ソフトである程度カバーできますが、セキュリティソフトの警告を無視して個人情報を入力してしまうと金銭を要求または盗まれたりするリスクが生じてしまいます。
このような被害に合わないためにMacのセキュリティ対策を見直しましょう。
Macを購入したら直ぐにやるべきセキュリティ対策
Macのパソコンを初めて購入したり、既に使用中の方にもう一度見直して欲しい設定をご紹介します。
セキュリティ強化のために出来るだけ早く実施しましょう。
OSを最新状態にアップデート
使い始める前に最新のセキュリティパッチが出ていないかアップデートを確認しましょう。
アップデートには様々なバグやセキュリティ向上のパッチが含まれています。
手順 | 詳細 |
---|---|
左上にあるリンゴマークをクリックし、「このMacについて」をクリック。 | |
「ソフトウェア・アップデート...」をクリック。 | |
アップデートあるいはアップグレードが表示されたらクリックします。 また「Macを自動的に最新状態に保つ」にチェックを入れましょう。 |
ファイアーウォールをONにする
外部からの不審なアクセスやアプリ、サービス等のアクセスを拒否します。
手順 | 詳細 |
---|---|
「システム環境設定」をクリック。 | |
「セキュリティとプライバシー」をクリック。 | |
ファイアーウォールのタブを選択し、左下にあるカギをクリックして一時的に解除します。 解除できたら、「ファイアーウォールをオンにする」をクリックしましょう。 |
既にMacを使用中の方は以下を実施してみて下さい。
- アプリやブラウザの更新
- Javaの更新または古いJavaの削除
- セキュリティ対策ソフトのインストールまたは更新
アプリやソフトウェアの更新はセキュリティを向上させます。
Javaに関しては特に使用する予定がない方はアンインストールしてしまうのも一つの手です。
そしてまだセキュリティソフトをインストールしていない方は導入をおすすめします。
Javaに関しては特に使用する予定がない方はアンインストールしてしまうのも一つの手です。
そしてまだセキュリティソフトをインストールしていない方は導入をおすすめします。
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